Tomo Fujita FAQ

BBS、メールなどで寄せられたトモ藤田への質問&回答集です。

■譜面に強くなるにはどうすればいいですか?
■ベースラインについて参考になるものは?
■ ギターのセットアップに気をつけていることは?
■ピックはどんなピックを使っていますか? またピック選びのアドバイスは?
■ワンコードでソロをするときの組み立て方のアドバイスは?
■普段はどのような音楽を聴いていますか?
■SRVのストラトのピックアップの会社と 品番を教えてください。
■アドリブする時スケールとかはあまり意識しないそうですが、モードの練習はしないほうがいいんですか?
■アコギとエレキの両方で練習していますが、夜の練習が多く、エレキも生音で練習しているのですが・・・。
■僕は作曲をすると、いつもポップスっぽくなってしまいます。もっとファンキーに、ソウルフルな曲を作るにはどうしたらいいですか?
■使っているシールドブランドは?
■バークリーの奨学金について教えてください。また、トモさんはいくらもらえる事ができたのですか?
■楽譜の必要性や重要性は?
■ブルースとか好きで弾くのですが、スタイルに慣れるまでどれくらいかかるのでしょうか?
■2本の弦を交互に弾くような場合、頻繁に右手の位置が上下に動くことになりますが、これでいいのですか?
■ジャズのリアルブックとフェイクブックとはなんですか?
■ベンドするときのコツは?
■フレーズ(コードではない)を弾いているときにピックが弦をはじく前に人差し指の爪が弦に触れているときがよくあるのですが、これは直したほうが良いですか?
■先生はフルアコには何の弦(太さ、種類)を張っていますか?やっぱりフラット弦ですか?
■バーニー・ケッセルのルーツは誰からなんでしょうか?



■譜面に強くなるにはどうすればいいですか?

まずタブはやめましょう(笑)。
いくつか方法はありますが、譜面にある音が実際ギターのネックの上でどこにあるか知ること(ピッチ)。
たとえば譜面の真ん中ぐらいにあるCの音は2弦1フレット、3弦5フレット、4弦10フレット、、、などと同じ音でも違うところにあるんで、まずフレーズを読むときでもいろいろ試してみること。
リズムももちろん大切で僕のビデオの演奏能力開発エクササイズでもあるように、たくさんのリズムになれること。読譜力はリズムと音程がどこにあるかがわかることがうまくなるこつですね。
あとはジャズでいうリアルブックやフェイクブックなどを毎日少しでよいから読むことです。毎日15分から30分で十分です。ゆっくりと簡単なものからやって、なるべく止まらないようにします。
でもはじめての場合は音程やリズムを覚えなければならないんで何回も同じところを繰り返します。しっかりと正しく練習をすれば2〜3カ月で譜面が読めるようになります。
譜面が読めると情報が早く吸収できるんでとっても便利ですし、曲とかのアイデアやコピーしたときもちょっとしたメッセージを書くようにできるといいですね。
世界中どこへ行ってもギターリストは譜面に弱いんでみんなで変えましょう(笑)。

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■ベースラインについて参考になるものは?

ベース・ラインは僕の場合、とにかくレコードを聞いてコード進行になれてちょこちょこコピーしたりしてました。
だから譜面とか資料とかからは全然勉強してません。
いくつかいいレコードは、
1.ジョー・パスとハーブ・エリスのツウー・フォー・ザ・ロード
2.ジョー・パスのヴァーチュオーゾ
3.ジム・ホールとビル・エヴァンスのアンダーカレント
4.ジム・ホールとロン・カーターのアローン・トギャザー
5.ジミー・スミスのオルガン・グラインダー
6.ジャック・マクダフ
7.グラント・グリーンがオルガンの人とやってるレコードなど。
とても参考になるし、オルガンは早いテンポが足でベースが弾けないから真似しやすいです。
それから僕がジャズライフに書いた〔今年の9月号〕『ジャズ・ブルース入門』にも少しベース・ラインについて載っています。
あとは来年に僕のビデオ演奏能力開発エクササイズ2とそのエクストラとしてベース・ラインのマニアックなやつが出る予定なんでお楽しみに。

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■ ギターのセットアップに気をつけていることは?

ギターのセットアップは自分でできるところは自分でしますが、ネックのそりとかは最低半年に1回はリペアーの人に持っていきます。
ボストンの気候は京都の似ていて夏は暑くて冬は寒いんです。ですから湿度や温度の変化でネックがすこし反ることがあります。
僕のギター全般に言えることはヴォリュームがスムーズでどの位置でもトーンが変わらないようにします。そのへんは僕の専属リペアーマンの東村さんに聞いてもらうといいです。
京都は伏見にあるイースト・ヴィレッジ・ギターズ  075(647)2633   木曜が休みです。
彼はほんま僕と同じで ギターが好きなんで何でも聞いてください。
SRVはリンデイー・フレイリンのピックアップをつけていて、(素晴しいピュアな音が好きです) フレットは大体ダンロップの6100番に変えます。
ピックアップの調節が微妙に難しいです。
6弦側を少し低いめにして1弦側を少し高いめにします。
フロントにくらべてミドルは少し高め、それにたいしてリアは少し高めとバランスをとります。
これに一番時間をかけるかな。
それから弦が切れにくいようにブリッジのコマをグラファイにして、チューニングが狂いにくいようにナットの部分に濃いめの鉛筆の芯をぬってすべりやすいようにしています。
もうひとつ大事なことが弦をなるべく変えること。1週間も弾いていると低音弦に元気がなくなって高音弦もはりがなくなるから 贅沢やけど僕は弦をすぐに変えますね。
そのほうが耳にいいし、感覚も良くなるから心地よいトーンを得ることは上達の秘訣です。

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■ピックはどんなピックを使っていますか? またピック選びのアドバイスは?

僕はテイアードロップのヘヴィを使っています。
僕の場合まず音楽のスタイルでいうと 16thのリズムを多用するファンク、 こってりとしたフレーズを弾くブルース、 スムーズにテクニカルにも弾くジャズ、 とにかく派手に弾いてしまうロック、
それぞれに対応すること、それからシングルノートでもコードのリズムでもどちらでもできるように、
などがこれを選んだ理由です。
ヘヴィーは単に普通というように考えていますが、たとえばたまたまヘヴィーがなくミィデアムかエクストラヘヴィーしかない場合は弾力性のあるミィデアムを選ぶと思います。

僕自身も好きなギターリストが使っているピックや、器材に興味があります。
しかしピックももちろん大切ですがそれ以上どうやって弾くかが問題です。
細かくは音を出しながらレッスンでないとニュアンスがつかめないかも知れませんが、全体に言って少し軽めのほうが良い音がします。
例えばジャズ・フュージョンのステイーヴ・カーンとか09のセットにフェンダーのエクストラ・ヘヴィーで繊細にソフトにピッキングして良いトーンを出していました。
ボストンでジョージ・マキャンというブルースのギタリストは聴いた感じ ではステイーヴィー・レイ・ボーンのように太い弦を使ったかのように、すごく太い音を出します。彼が使っているのは普通の10のセットと、フェンダーのミデイアムのピックで、ピックの丸いほうで意外にソフトに弾いて太い音を出していました。
どうしてかというと、一緒に演奏していると彼は爆発寸前のようなパワーで弾いていますが一度ライブの後に彼のピックを見るとあんまり削れていなかったのでこれがキーなんだと思いました。

ピックに関しては人によって色々ですが、とにかく自分に合ったものをことが大切ですね。
個人的な意見でですが、固くて小さいと甘いトーンやリズムにはあんまり向いてないと思います。
だから分厚いヘヴィなピックやダンロップのように小さいと早く弾けると思われますが、
ちゃんとした基礎 テクニックがあれば普通のピックでも早く弾けますし、少し弾力性があるほうが良いトーンがでます。
また、ピックを握っていてもピックがある程度、弦に対してしなるんで、リズムとか弾きやすいと思います。
ピックはできるだけソフトに握って弾くことが重要ですが、ピックは弾いていると自然に横にどうしてもずれるんで、また元に戻してやらないとそのままずれていきます。
そのためにも弾力性があるピックのほうが粘りもあるし落ちにくいですね。
それからただたんにソフトに弾くということ以外にも、ピックの角度、 アングル、振りの大きさや、ピックがあたる深さ、手の握りかた、なども 大切なポイントです。

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■ワンコードでソロをするときの組み立て方のアドバイスは?

・・・まあ正直言って好きなように弾くんですが(笑)。
大きく分けてメジャー7、マイナー7、ドミナント7とありますが、 ここではドミナント7、そしてコードはD7でやってみましょう。
まずテンポや雰囲気によってもアイデアは多少左右しますが、基本的にはブルースと同じでシンプルなモチーフをメロデイーとして、またリズムも例えばピックアップフレーズとして3拍目の裏から8thノートで入って、次の小節の1拍目を8thノートで弾いたら、なるべくフレーズとの間に同じだけ休むこともフレーズのペースをつかむのにとっても大切で、2小節のフレーズを弾いたら2小節休むのがいいでしょう。

スケール(材料)はブルースを基本にするから
マイナーペンタ(R、b3、4、5、b7)
メジャーペンタ(R、2、3、5、6)
ブルース・スケール(R、b3、4、b5、5、b7)
とかを使って、ベンドやヴィブラートをかけるだけでずいぶん違いますね。
それからカールトンとかはトライアドなどを使ってやりますが、Dトライアドは(D,F#,A)が(R、M3、P5)となるので、それにCb7を加えると7のコードのアルペジオになるし、これにCのトイライアドを加えると(C,E,G)がDのルートの上で響き、Cからの(R、M3、P5)ではなく、Dからの(b7、9、11)とテンションになり、モードでいうミクソリデイアン的になります。
だからこのようにトライアドでやったりメジャーペンタに6thと9thを加えればミクソになるし、ミクソの11th(4th)を半音上げるとリデイアンb7というスケールになる。
でもこれはあくまでも材料で、サウンドで聞いたことがないとたぶんいくらパターンを覚えてもまとめるのは難しいでしょう。
寿司の材料と作り方がわかってもおいしい寿司を食べたことがないと難しいのと同じです。
だから耳コピーが大切なんです。

アドリブの組み立てかた? ソロをうまくまとめるコツは?
アドリブを組み立てて練習するときにいろいろ間違えながら試すんですが、まずどれだけ長く弾くかで起承転結をどのようにするかで変わってきます。
ブルースだと12小節をひとかたまりとしてそれを何回かで、
例えば1コーラス目→モチーフの設定→テーマを弾く
2コーラス目→1で弾いたモチーフを発展させる
3コーラス目→クライマックスへもっていくようにして、一番最後のフレーズを最初に弾いたフレーズのリズムやメロデイーのモチーフ に戻せるとまとまったソロになる。
このへんも実際にサウンドが わからないと理屈では弾けません。
だから一発ものでも4小節や8小節を一つとして感じると、8小節が2回で16小節で8小節が4回で32小節です。
この小節の節みたいなのがわからないとどこまで行っていいか、どこでバンドに合図を送ってメロデイーに戻るかわかりません。まあアンサンブルではこんなことを教えてるんですが・・・。
長くなりすぎる場合は16小節で何か話しをまとめるようにしないと、32小節も話しがまとまらず、つながらないでしょう。
長くなりすぎるのはソロを弾く前にだいたいの長さがわかっていないからでしょう。
ソロの長さが明確でない時はどこで盛り上げて良いかわからないからまとめにくく、僕も難しく感じます。

僕もはじめは『行き当たりばったり』によくなりましたが、特に慣れていないうちはそのようになりがちです。
だから練習する時にレコードに合わせて良いフレーズをコピーしていろんなポジションで弾いてみるといいでしょう。
また、 いきなりキーを変えた時に同じポジションを横に移動させただけでは、余裕がないからまた行き当たりばったりになる可能性が大ですね。
とにかく練習の時に失敗を繰り返してそれを録音して聞き直して、また繰り返して足りないと思われることをレコードからコピーする。
弾くフレーズはしっかりと歌うようにフィーリングで弾かないと、フレーズも盛り上がらないでしょう。
弾いている時に指板を見ないことも大切です。そうしないと頭を必要以上に使ってしまうから感情が入らないです。
こんな感じで終りがないからまた練習したくなるんるんですね(笑)。 みなさんも参考にがんばってください。

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■普段はどのような音楽を聴いていますか?

・・・難しい質問です。
良い音楽であればポップスでも何でも聴きます。
ブルースも好きですが、フィーリングをつける時はかなり毎日同じものを聴きましたが、ここ最近はそれほど聴きませんね。
あまりにいろいろ聴くから、どれって言われても困るんですね(笑)。
基本的にグルーヴするものとか ブルースやゴスペルのようにエモーショナルに歌うものとかが好きですが、最近聴いているものはカウント・ベイシーとかデユーク・エリントンのライブとかを聴いて、スイングのフィールやサックスのソロの歌い方や、バックアップのホーンの入り方、ベース・ライン、ドラムのグルーヴなどを気にしたり・・・。
仕事がら楽しむというよりどうやって自然に身につけて自分のものにするかを考えながら聴きます。
あとはやっぱりファンクをやるうえでもスイングのグルーヴは重要だと思うし、ブルースのソロやアドリブをいかにして歌いあげるかなどは、ブルースを基本としているベイシーも エリントンも同じです。
ただひとつ違うことはベイシーはギターがいて、フレデイー・グリーンがアンプなしでグルーヴしていて、彼の役割はハーモニーというよりドラムの第二のハイハット的な役割とあまり聞こえないが(なれないとやはりアンプなしだから聞えにくい)、よく聴くとコードの音や経過音をうまく使ってアドリブっぽくリズムを弾いている。
やっぱりこれはすごいですね。

それから最近はよくチャーを聴いていて、特にスモーキーばっかり(子供たちが一緒に歌えるぐらい)聴いていた。
今はDr.Didg(Grahamu Wigginsというイギリスのループとか使ったバンド)を聴いています。
ひょっとしてバンドに入るかもわからないんで、、、来週彼等と会うんですが、面白そうです。

あとはバークリーやギグへ行く車の中ではレッスンの生徒と自分のためにも作った、ソース・テープを欠かさず聴いています。
ブルース、ファンク、ジャズ、フュージョンと1からたくさんあるんですが、それを大体飽きるまで(次の曲が頭に聞こえてくるまで)聴きます。今はソーステープのブルース4を聴いていて、先週はファンク4を聴いていました。最低同じものを1週間以上聴きますね。

まあ楽しんで聴く分には何でもその時のフィーリングでかけますが、 何か学ぶというか自分のものにしたい時は同じものをかなり何度も聴きます。特に気になる曲は同じテープに1曲を90分テープの両面に入れて聴いたこともあるし、CDだとリピートして聴きますね。
先月ぐらいまでよく聴いていたのはジョー・パスのヴァーチュオーゾ とかでしたね。
だからジャズをやると、ほとんどジョーみたいで、自分の中にジョーパスを意識しないでもそうなってたぐらい聴きましたね。

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■SRVのストラトのピックアップの会社と 品番を教えてください。

アメリカでは日本で売られているみたいに種類はないのですが、
僕が使っているのは普通 のヴィンテージモデルで、リンデイー・フレイリンのストラトのモデル。
僕のは5%ほど巻数が多くてリアのうらに鉄のプレートをつけてあります。
だから品番はないし、ケースとかもないんですよ(笑)。
リンデイー本人とも何回も電話で話しましたが、巻数もあんまり多く しないほうがプレイヤーの味がでると言っていました。 

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■アドリブする時スケールとかはあまり意識しないそうですが、モードの練習はしないほうがいいんですか?

コード進行に合わせてのモードの練習もいいですが、どのようにするかが問題です。
モードの練習を行う際には、ダイアトニックのひとつずつのコードに対してカラーがわかるように・・・また、パターンというよりも1弦ずつ横に移動 して練習することを勧めます。
ただ視覚的にパターンを覚えて、それを上下に上げ下げしているだけでは、知識とテクニックは上がりますが、モードの特徴であるカラーを感じるまでにはなかなかならないと思います。

僕の場合はドリアン、アイオニアン、ミクソリデイアン など自分の必要な物をある程度バンプ(同じコードのグルーヴ)したり、コード進行や曲で使えるように練習します。
それから3度や6度など、自由に飛べるように練習します。
ポジションも苦手なものを探して重点的に練習したり、同じフレーズも8通りぐらい探したり、フレーズやメロデイーもすぐにキーを変えられるように練習します。

また、モードより大切なのはその音の特徴が理解できる強い耳を鍛えることで、だれでも視覚的なことや知識は目にみえて増やせますが、耳はなかなか目に見えませんから、見落としやすいところですね。

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■アコギとエレキの両方で練習していますが、夜の練習が多く、エレキも生音で練習しているのですが・・・。

練習にはアコギがいいですが、弾きにくいアコギや古い弦が張ってあるアコギは必要以上に力が入 ったり悪い癖がつくことにもあるんで気をつけること。
ちなみに僕のアコギはタカミネで、すごく弾きやすいく、ダイナミックスもつけやすいです。
僕自身昔からアコギで1日1時間ぐらいはやってますが、力を入れすぎてたんでそれを直すのに苦労しました。
今ではアコギもエレキのように軽く弾きます。

エレキをアンプなしで練習する場合は、まるでアンプに通したように生音でもピッキングのニュアンスやダイナミックスを感じてコントロールできないとだめです。
ペケペケと強く弾いていると、悪い癖がついてしまって、良くないですね。
僕は最低限アンプを使ってソフトに弾くことを勧めます。
アンプもそんなにでかくする必要はありません。
実際僕はダイナミックスをピックでコントロールするためにアンプをわざと少し大き目にセットして、ソフトに弾かないと近所迷惑になるくらいの状況で練習しました。
 

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■僕は作曲をすると、いつもポップスっぽくなってしまいます。もっとファンキーに、ソウルフルな曲を作るにはどうしたらいいですか?

理想としている曲をかたっぱしからコピーして、なるべく譜面に書くとためになります。
僕も昔はコピーをよくしたし、今でも気 になる曲やコード進行はコピーしますね。
聞こえてくる音は弾けないといやな性分なんでこんな感じでいつもやってます。

ポップスになりがちなのはポップスがラジオやテレビなど、身の回りで聞こえて、いつも聴いているからだと思います。
まず回りのサウンドとか環境を変えることがことが大切だと思います。
例えばしばらくの間、毎日R&Bや自分の理想とするソウルフルな音楽だけを聴いて、どっぷりつかるのもいいと思います。
僕はいつもスタイルに慣れるためにジャズを始めた時もジャズばっかり聴いたりして、弾く時間よりも聴く時間を大切にしてきたからアイデアが豊富になったんだと思います。

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■使っているシールドブランドは?

ずっと前はモンスター・ケーブルを使ってたんですが、ミドルが出すぎて・・・。
今はGerogeLというプラグとケーブルを長さバラバラで買うやつです。
これが一番ナチュラルな音がしていいですね。
僕も前からアンプやチューブとかには意外とうるさいほうでしたが、数年前くらいから良い音を得るためにはアンプも大事だけどそこへ音がいくまでのケーブルも重要なことに気がつきました。
本当にケーブル一本でかなり違うし、ピッキングのニュアンスもよく聞こえるから弾きやすくなります。
それからGeorgeLの特徴は接続も簡単で、はんだ付けも必要なく、どんな長さでも調節できるんでエフェクトとかのペダル・ボードにも使いやすいです。
値段もそんなに高くないです。ギター・マガジンとかを見ると広告が載っていると思います。

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■バークリーの奨学金について教えてください。また、トモさんはいくらもらえる事ができたのですか?

オーデイションや奨学金は何回も受けるものではないので今が最高やと思う時に受けてください。
奨学金とか受けるとたぶんリストにのるから2回目だとむこうも かなりのびていると期待すると思います。
僕の時は84年の終わりか85年に日本人対象の奨学金、これも作文とテープ審査でした。ジャズライフが主催で渡辺貞夫さんらが審査したやつで、僕は2500ドルもらいました。
バークリーにも直接、作文とデモ・テープを送り、バークリーからは2000ドルもらい、バークリーからジョン・アバークロンビー・ジャズ・マスター・アウオードというのを200か300ドルもらいました。

ちなみにその当時に授業料はワン・セメスターが2000ドル弱だったと思います。だから僕の場合は合計4700ドルでほとんど授業料をカヴァーできました。僕の家はあまりお金に余裕がなかったのでこうでないとバークリー行きは実現しませんでした。

奨学金がいくらぐらいもらえるかは誰にも想像がつきません。
またその時の応募数とか、ギターの場合は特によっぽどうまくないと競争率も高いので、高額をもらうのは難しいですね。でも誰でもがんばれば保証はないけど可能性はありますね。
あとデモ・テープもクオリテイーはそんなに気にしなくてもよいですが、やはり一番いいところがみせられるようにしないとだめですね。

オリジナルはなるべく避けたほうがいいです。スタンダードなコード進行の方が審査するほうもわかりやすいからです。
僕はFeel Like Makin' Loveというきれいなメロデイーとコード進行の曲を選び、ソロはデイストーションでギンギンに弾き、でもジャズのフレーズとかベンドとビブラートに合わせて弾きました。
構成はフル・バンドでベースは納浩一さんが弾いてくれてホーンも3本入っています。これが凝ってあって良かったと思います。アレンジも自分なりに良かったし。
それとジョー・パス風にフル・アコで(借り物(笑))、Old Folksというジャズのスタンダードを自分のアレンジでソロで弾きました。
2曲、有名な曲、それぞれ違ったスタイル、違ったサウンド、さまざまなテクニックなど。これ一度のチャンスしかないと思ったので全力でやりました。もしここで奨学金がもらえなかったら金銭的に僕はあきらめる意外なかったので、今考えるとラッキーだったと思うのと、もしもらえてなかったら・・・、恐ろしい。

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■楽譜の必要性や重要性は?

・・・僕も昔はそんなに必要でないと思っていました。
その理由も『ジミヘンやウエス・モンゴメリーなどは譜面が読めなくてもうまいし、オレもがんばればうまくなるんだ』と思ってましたが、彼等はほんとに何万に一人の才能のあるギターリストです。
感情だけでブルースのように弾くには別に必要がありませんが、言葉のようにサウンドで理解できても読み書きができるとその分もっと他のことが理解できます。
また僕のように音楽を教えることにおいてはとっても便利です。
それからどんな情報でもあなたがこのメールを読んでいるように楽ですし、覚えた情報を書くことによって情報をキープすることも可能です。

うまくなるために一番大切な耳で音楽をコピーすること。これも譜面が読めて書けるとコピーしたことを書きとめるしリズムとかこのほうがとてもクリアーになるし良いです。
ということで僕の中でははじめ必要ではないと思っていましたがやっているうちに人に勧められなくても自分で勉強するようになりました。
その理由は音楽意外の仕事には全く興味がないのと才能がないので選択があれば僕はつねに両方は難しいほうをやってしまうほうなので今では問題なくこの質問に対しては必要で重要であると思います。
でも最終的な意見は自分で決めるといいです。一つお勧めなのは僕がいつもやることですが『考えたり、悩んでいないですぐに実行する』
だから僕は西洋音楽がうまくなりたい→アメリカって考えたんです(笑)。思ったことをすぐにやっても良くないこともありますが(笑)
がんばってくださいね。

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■ブルースとか好きで弾くのですが、スタイルに慣れるまでどれくらいかかるのでしょうか?

・・・かかるといってもこれも人によって違いますからいちがいに言えませんが音楽のスタイルを学ぶのは言葉を学ぶようなものでサウンド(発音)になれないといくら文法(理論)を知っていてもうまくアドリブ(話せない)もんです。だから早くて6ヵ月から1年ほどはサウンドに慣れるまでかかりますね。

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■2本の弦を交互に弾くような場合、頻繁に右手の位置が上下に動くことになりますが、これでいいのですか?

そうではなくて、その場合は極端に動くとノイズがでるので手首や手のひらの当たる部分のアングルだけ変えます。
だからここでも16thノートとかは避けて、確実にひけるゆっくりしたのだけを選びます。
アドリブやフレーズもテンポをゆっくりやりましょう。少しでもピッキングが強くなったりノイズが出たらその同じテンポではやらないように。それがコツです。
弾いている弦のすぐ上(低い方)は飛ばして(左手でミュートして)、その上(次に低い弦)までを右手でミュートするのなら、わりとスムースにできそうなんですが。
・・・これも弾いているすぐ上の弦をミュートする場合もあるし>僕の場合は左の人さし指の先でも弾いているすぐ上の弦をミュートする時もあるし結局は感覚でいかないとうまく弾けません。
だからあんまり考えないでいろいろと試して、その時にひとつひとつの音が丁寧にでるようにしましょう。スケールをただ弾くのでもメロデイーのように気持ちを込めてやりましょう。

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■ジャズのリアルブックとフェイクブックとはなんですか?

両方ともジャズのスタンダードが載っている本でリアルブックは基本的にイリーガル(不法)でボストンでもある楽器屋にしか売っていません。
ボストンではジャズをする人はみんな持っている本です。
バークリーではジャズをかじる人にとってはバイブルみたいな本ですね。
たいていの有名なスタンダードの曲が載っているので曲を覚えたり、練習したり、またセッションするときとかにも
便利です。
フェイクブックはリーガルに売られているスタンダードとかが載っている本ですが、やはりリアルブックが一番いいです。これをレッスンとかでもやってます。

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■ベンドするときのコツは?

コツはリラックスして左指に殆ど力を入れないことです。 あまり左手の親指を突き出さないほうがいいですね。僕は手の平はあんまりつかないようにしてます。それからサックスや歌などイメージしてすることも大切です。
ピッキングのほうもソフトになめらかに弾くこと。そしてベンドした時にはピッチを正確にとらえてからその後に自然なビブラートをかけること。

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■フレーズ(コードではない)を弾いているときにピックが弦をはじく前に人差し指の爪が弦に触れているときがよくあるのですが、これは直したほうが良いですか?

これはやっぱり直したほうがいいと思います。
ピック以外の部分はあてないほうがスムーズなフレーズが弾けます。
ピックを半分出して握るようにしましょう。そうすると幅広いサウンドとスタイルがこなせるようになります。
ピックは僕の使っているような普通のものをすすめます。厚さは1mmでピックボーイのものを使用しています。

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■先生はフルアコには何の弦(太さ、種類)を張っていますか?やっぱりフラット弦ですか?

僕はフラットワウンドはリズムの時に音がはっきりしないから嫌いです。
ジャズを弾く時もリズムははっきりと聞こえてファンキーなほうが好きですからね。
ですからダダリオの012〜052のセットで3弦をプレインの020か022にしています。335やコンバットのウオームはダダリオの010〜046のセットを使っています。

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■バーニー・ケッセルのルーツは誰からなんでしょうか?

バーニーケッセルのルーツはチャーリークリスチャンです。
バーニー・ケッセルのアルバム ヴォリューム1のライナーノートに全て書いてあります。
僕もこれを読んでアメリカ行きに憧れました。それから他にもチャーリー・クリスチャンに影響を受けたギターリストはたくさんいてウエス・モンゴメリー、ケニー・バレル、ジム・ホール、タル・ファーロ、ハーブ・エリスなどがいます。
チャーリー・クリスチャンはジャズ・ギターのFatherとして有名で1939年から1941年か42年ぐらいの3年程しか録音してませんが、"The Genius Of THe Electric Guitar" は必修科目です。
ジョンスコも インタヴューで離れ島に2、3枚しかアルバムを持っていけないとしたら、という質問にこのアルバム名を上げていましたから大切ですね。コピーしましょう。

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